こんちは、ウィルです!
一人暮らし満喫してますか?
さっそくですがみなさんは水道代って一ヶ月どれくらいかかってますか?トイレ、洗濯、お風呂、料理、生きていくのに水って絶対に必要ですよね。
絶対に必要でもできるだけお金はかけたくない、節約できるところは節約したいと思うのが一人暮らしの性ですよね。
例えば月に100円節約できれば年間で1,200円、もし月に1,000円節約できれば年間12,000円も節約できます。
浮いたお金を貯金するも良し、旅行に行くも良し、おいしいもの食べに行くも良し。頑張って節約して浮いたお金で自分にご褒美を目指しましょう
目次
一人暮らしの水道代って平均は?
水道代の平均は、およそ1,500〜2,000円/月とされています。この金額でどれだけ水を使っているかというと、8〜10㎥です(1㎥=1,000L)。およそ牛乳パック8,000~10,000個分です。意外と水って使ってますよね。
また、水道代は2ヶ月分をあわせて請求されますので、手元に水道代の請求書がある人は、記載されている数字を2で割ると、一ヶ月分の水道代がわかります。
水道代には地域差がありますので多少差異はありますが、ここでは東京都を例に話を進めていきたいと思います。
水道代の計算方法
水道代の計算方法は意外と複雑です、なるべくシンプルにすると
水道料金
=固定料金+固定料金を超えた分
上の式が水道代を求める基本的な式になります。詳しく知りたい人のみ下の表と例を参考にしてみてくださいね。
※下の表の「呼び径」とは、水道メーターの口径になります。これは水道代の請求書に書かれているので確認してみてください。ここでは13mmで計算しています。
【上水道料金】
【下水道料金 】
では水を16㎥(月8㎥)使用した場合と、20㎥(月10㎥)使用した場合とで水道代がいくらになるか式にしてみましょう。
16㎥(月8㎥)の場合
【上水道料金】
860円+(5㎥×0円)+(5㎥×22円)+(6㎥×128円)=1738円
【下水道料金】
560円+(8㎥×110円)=1440円
【合計】
1738円+1440円=3178円
20㎥(月10㎥)の場合
【上水道料金】
860円+(5㎥×0円)+(5㎥×22円)+(10㎥×128円)=2250円
【下水道料金】
560円+(12㎥×110円)=1880円
【合計】
2250円+1880円=4130円
となります。
上の式で出た数字を2で割ると一ヶ月分の水道代になるので、1589円〜2065円が一人暮らしの平均的な水道代になります。(ちなみにこの計算だと1Lあたり約0.2円になります。)
水道代を少しでも下げる方法
少しややこしかったかもしれませんが、いずれにせよ節約して少しでも料金を下げたいですよね。あなたが生活していて一番水を使うものは何ですか?
日常生活で節約効果のある順に並べてみましたのでご覧ください
お風呂の水道代の節約
湯船にお湯を溜める場合の節約
一般的な一人暮らしの湯船にお湯を貯めると一回につき約150L(約30円)使います。結構な量だと思いませんか?
お湯を毎日貯めると
30円×30日=900円
結構な金額になりますが、例えば湯船にお湯を貯めるのを二日に一回に減らすだけで、毎月450円の節約になります。
シャワーだけで済ませる人向けの節約
湯船にお湯を溜めずにシャワーだけで済ませている人は、溜めている人に比べて、すでに900円の節約をしていることになります。
ちなみにシャワーを1分間出しっぱなしにすると約10L(約2円)使うと言われています。10分で20円、15分で30円です。
毎日シャワー10分使うと…
20円×30日=600円
ここでシャワーヘッドを節水タイプのものに変えるとより水道代の節約が可能になります。一般的に節水タイプにすると約30〜40%程度水が出る量を抑えることができるので
毎日シャワー10分(節水タイプ)
20円×(1−0.4)×30日=360円
シャワーヘッドを節水タイプに変えるだけで考えても月に240円節約できます。
※事前に自宅のシャワーヘッドに取り付け可能かどうか確かめてくださいね。
洗濯の水道代の節約
洗濯は一人暮らしだと一回につき100L(約20円)使うと言われています。毎日洗濯していると600円になります。これを下で説明している節約法を実践するだけで、洗濯に使う水道代を半分程度にまで節約できるようになります。
では、具体的にどうすればいいのか一緒に見ていきましょう。
洗濯回数を減らして水道代節約
一人暮らしの場合、1日の洗濯物はそれほど多くないですよね。なので毎日洗濯をするのではなく、「まとめ洗い」で洗濯回数を減らして節約をしましょう。
さらに、まとめ洗いするときの量は洗濯機の最大容量の「80%」で洗濯するようにしましょう。この量は洗濯機の最適量で、効率的に洗濯機内で水流を作り出すことができる量なのです。これより量が多いと汚れが落ちにくくなり、少なすぎると無駄が出てしまいます。
「短時間コース」で水道代と時間も節約
洗濯は「短時間コース」で洗濯をしましょう。これは節水もそうなのですが、節電と時間の節約にもなります。
あ、短時間でも十分に汚れは落ちるのでご心配なく、逆に時間をかけて洗濯をすることで生地を傷めてしまう可能性もあったりするので、注意が必要ですよ。
洗剤は適量使用で水道代を節約
洗濯用洗剤は適量を守って使うようにしましょう。いっぱい洗剤を使うと汚れがよく落ちると思いがちですが、適量で十分汚れを落とすことができます。
また、洗剤を適量より多く使ってしまうと洗剤を洗い流すための「すすぎ」の回数が増えてしまうので、水を無駄に使ってしまいます。
さらに、「洗い」ではお風呂の残り湯を使えばより節約につながります。ただし、「洗い」だけですよ、「すすぎ」には使ってはいけませんよ。
これは、お風呂はゆっくり長く浸かっていたいという人に朗報ですね。この方法を使えば、湯船にお湯を張った場合でも節約が可能になります。
※基本的にお風呂の残り湯を使っても洗濯物が臭うということはありませんが、入浴剤を入れたお湯を使うのはやめておきましょうね。
トイレの水道代節約は考えなくていいかも
結論から言うと、トイレでの水道代の節約はあまり考えなくてもいいかもしれません。
最近のトイレは昔のものと比べて一度に流す水の量が半分程度になっていますが、古いタイプ(10L)と新しいタイプ(6L)を比較しても月に約60円程度(一日に「大」1回、「小」3回使用したとして)しか変わりません。
極端に古いタイプのトイレでなければ、あまり気にしなくてもいいでしょう。どうしてもという場合には、すべて「小」レバーを使うことで多少の節約につながります。
ちなみにトイレタンクに水を入れたペットボトルを入れておく、という節約法がありますが、これは絶対にやってはいけません。
トイレの流水量は便器の構造や排水管などのことを考えて作られているので、流水量が減るときちんと流れなくなって、故障の原因にもなりかねません。
その他の水道代の節約法
キッチン洗面台の蛇口にシャワーと同じように節水タイプのヘッドを取り付けるようにしましょう。シャワーと同じように30〜40%程度水量を抑えることができ、節約できます。
そして水の「流しっぱなし」を意識してやめること、です。歯を磨いている時、洗い物をしている時、意識して水を止めるようにしましょう。
たかがちょっとだけじゃないか、と思うでしょうが、毎日の積み重ねが2ヶ月に一度の水道代請求の時にドカンときます。「これくらい・・・」と思わずにコツコツと節約を心がけましょう。
水道代は地域差も影響する
あなたの水道代は平均に比べて高かったですか?安かったですか?
最初の方で少しだけ触れましたが、実は水道代には地域差があって、高い地域と安い地域が存在します。なぜ地域差が出るかというと、水道事業を管理・運営をしているのは各市町村で、水源までの距離や人口などが関係して地域差が出るんですね。
自分の住んでいる地域の水道代は各自治体のページに記載されているので気になる人は調べてみましょう。
結局いくら安くなるの?
計算上、節約できる水道代の金額
そうですよね、いくら節約、節約といっても一ヶ月でどれだけ安くなるかが問題ですよね。
全く節約していない状態から考えて、すべての節約法を実践すると、計算上では毎月最大約1,500円の水道代を節約できます。
節約の理想と現実
あれ?毎月1,500円も節約できたら水道代0円も夢じゃないじゃん!と思いますよね。
でもどれだけ節約したとしても、東京都の場合だと「基本料金」が存在するので、水道代が0円になることはありません。全く水道を使っていなくても毎月710円請求されます。
なので水道代の節約に向いている人は、水道代が平均より大きい人じゃないかなって思います。というよりもそれ以外の人は水道代の節約の恩恵は少ないかも??
節約はあらゆるものと繋がっている
でもあんまり水道代の節約にならない人でも、節約を意識すること自体は大事かもしれませんね。
なぜなら節約は一つ行うことであらゆる節約につながっていきます。例えば洗濯回数を減らすと水道代だけでなく、電気代の節約になります。
ひとつを節約すれば自ずと他のものも節約できるものなのです。まさに「チリも積もれば山となる」ですね。請求書を見て「今月は先月に比べて○○円も節約できた」とニヤニヤするのもいいかも。
そして浮いたお金で一年間節約を頑張った自分にご褒美なんて素敵じゃないですか?節約は毎日の積み重ねが大事、やればやった分だけ自分に返ってきます。
ぜひあなたも今日から水道代の節約をしてみて下さいね。
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