この記事は
「住民票のコードって何?」 「いつ何に使うの?」 「コードを聞かれることってあるの?」 「マイナンバーと住民票コードって違うの?」 「プライバシーとか大丈夫?」 |
という人に向けて記事を作成しています。
こんにちは、ロンです。
さっそくですがあなたは住民票に住民票コードってあるのをご存知ですか?そしてこの住民票コードってなんのためにあるか知っていますか?
実はこれがあるおかげで公的な手続きをする際にとっても便利なコードだったりします。
目次
住民票コードって何?
住民票コードとは、役所などでそのコードを基にその人の氏名、生年月日、性別、住所を調べることができるコードのことです。
これがあることにより本来であれば住民票が必要な手続き(例えばパスポートの発行など)の場合でも、コードで検索することによって住民票が必要なくなることがあります。
住民票コードを覚える必要はあるの?
覚える必要はありません、役所の人が勝手に検索して使用してくれます。
使える市区町村と使えない市区町村
以前までは住基ネットワークというネットワークに参加していない市町村の場合は、利用できませんでしたが、2015年にすべての市町村が加入したのでどこでも利用できるようになっています。
住民票コードを聞かれたけど答えて大丈夫?
詐欺などの犯罪の可能性があるので答えない方がいいです。
と言うのも行政機関(役所など)は聞かなくても検索できますし、民間企業は利用することが法律で禁止されています。もし間違えて伝えてしまった場合は、市町村の役所に申し出れば変更してもらえるので手続きすることをおすすめします。
住民票コードとマイナンバーの違い
住民票コードとマイナンバーはまったく違うものです。そのため番号もそれぞれ違うので手続き申請する際に書き間違えないように注意しましょう。
ちなみに違いとしては、住民票コードは住基システムという平成14年8月から導入が始まったシステムで、氏名、生年月日、性別、住所の情報を扱う番号です。
それに対してマイナンバーは平成27年10月からはじまり、氏名、生年月日、性別、住所だけでなく、社会保障、税金、災害情報などをはじめ、その後さまざまな国民の情報を取り扱い管理する番号になります。
マイナンバーの方がたくさんの情報を取り扱ってるんだなーくらいの認識でいいと思います。
住民票コードと憲法
法律に詳しい人なら憲法13条(プライバシー権)に違反するんじゃないかって思う人もいるかもしれませんね。
これについては平成20年3月6日の最高裁で、プライバシー権の侵害にはあたらないと判決をだしています。住民票コードが行政の決められた範囲で使う分には大丈夫って判断みたいです。
まとめると住民票コードってなに?
役所なんかが手続きを効率よくするために作った、氏名、生年月日、性別、住所をコンピュータで管理するためのコードで、僕たちが直接使うことはないものって思っておけばそれでOKです。
住民票についていろいろ知りたい人は
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