引越し価格ガイドってなに?
「引越し価格ガイド」とは、無料で使える引越しの一括見積もりサービスです。
ちなみにテレビCMでおなじみに引越し侍が運営母体です。
CMにもあるように「引越し価格ガイド」そのものは引越し業者ではなく、一度の問い合わせでサイトに登録している複数の引越し業者に見積もり依頼が出せるサービスです。
つまり、いちいち自分で何回も何回も複数の引越し業者に連絡をして、そのたびに現在住所や引越し先、荷物の量などを伝える必要がなくなるサービスってことですね。
しかもその登録している引越し業者の数が、なんと210社以上(業界最多です)
※引越し業者の一覧(一部)
「なんだかすごそうだな」とは思うと同時に「サービスを利用すると具体的にどんなメリットがあるの?」って疑問もありますよね。ではさっそくそこらへんを解説していきます。
具体的にメリットをまとめると
- 引越し価格が最大50%OFF
- 手間がはぶけるので時間の節約に
- 利用料がなんと無料
なぜ最大50%も引越し価格が安くなるかというと、価格競争がおこるからです。
複数の引越し業者に価格を依頼すると、どの引越し業者も売上のためにあなたの引越しを請け負いたいので、当然他社よりも安い見積もり価格を提示したりよりいいサービスを提供する必要がありますよね。
つまり何もしなくても自然と引越し価格は安くなるのは当然なんですよね。
でも実は「引越し価格ガイド」を使わなくても、自分で複数の引越し業者に連絡をして、相見積もりをとるって方法もあります。(これももちろん安くなります)
ただこれを自分でやろうと思うと…
- いちいち近場の引越し業者を探して
- 問い合わせて
- 必要な情報を送って
- やり取りをして
- 他の業者と比較検討して
…
ヤッテ ヽ(`Д´)ノ ラレルカー!!
ってなります、超めんどくさいです。
つまり「引越し価格ガイド」を利用するメリットは、引越しのコストを削減して更に時間も短縮できることです。
しかも無料で使える(引越し業者側から手数料をとってる)ので、使わない理由がないですよね。
もちろんデメリットもある
いいサービスですが、もちろんデメリットもあります。
それは営業の電話がめんどくさいです。
まあこれは「引越し価格ガイド」が原因というよりも、引越し業界に理由があります。と言うのも先ほどもいった通り引越し業者はあなたの引越しを請け負いたいので必死です。
なので一括見積もりをすると、その直後から1~2日ほどはガンガンに営業の電話やメールが来ます。(3日目以降は少し大人しくなります)
まあでも電話はサイレントモードなどでスルーして、メールだけで対応してもOKなのでうまいことあなたにあった使い方をすれば特に問題はないかなとも思います。
とにかく引越しの営業の連絡が結構くるのはデメリットだなって思います。
まあでもオススメのサービス
メリットとデメリットをあげましたが、デメリットをわかった上で使うならオススメのサービスです。
だって引越し料金が最大50%OFFはすごく魅力的
例えば遠方の引越しで20万円かかったなら最大10万円OFFになるってことじゃないですか、10万円は大きいですよね。
ちなみにあなたは10万円あったら何がしたいですか?僕は海外旅行をするか、ずっと欲しかったソファが買いたいですw
反対にいうと、さっきの例の場合「引越し価格ガイド」を利用しないと10万円損をしたってことですよね。
まあ10万円も安くなることは稀なケースだと思いますが、一括見積もりをすれば数万円単位でやすくなるのはよくあることなので、なにか理由でもない限りは使ってみる方がいいかなって思います。
ちなみに僕はじっくり比較したいので、引越しの日にちが決まってなくても引越しが決まったらまずとりあえず引越しの一括見積もりを取るようにしています。
「引越し価格ガイド」の使い方
引越し価格ガイドの特徴について解説してきましたが、次は使い方の解説です。とは言ってもかなり洗礼されたデザインでわかりやすいので、画面の案内にそっていけば使い方を見なくても使えると思います。
まあでも「いきなり使うのが恐い」「わからないところがあった」という人もいると思うので、スマホの画面の画像を使って丁寧に解説していこうと思います。
ちなみにパソコンで見ると「60秒でできる」的なことを書いていますが、僕が使ってみた感じだとさすがに60秒は無理だと思いました、笑
引越し価格ガイドにアクセス
すると次のような画面になります。
画面が表示されたら【無料見積もりスタート】をクリックします。
住所入力
まず住所に関する情報を入力していきます。
概要入力
画面が切り替わって、下まで移動すると次のような欄があります。
上から順番に
- 今住んでいる住所の郵便番号(ハイフン不要)
- 引越し先の都道府県
- 『単身』か『家族』かを選択
を入力していきます。
①で郵便番号がわからないなら【+郵便番号を調べる】をクリックすれば、簡単な住所を選ぶだけで自動で郵便番号を入力してもらえます。
③は引越しする人数です、引越し先で同棲したりルームシェアする場合でも、運ぶ荷物が自分の分だけなら【単身】でOKです。
入力が終わったら【次のページへ進む】をクリックします。
現在のお住まい
しばらくするとページが切り替わり、少しスクロールさせると次のような現在の住所を入力できる画面があります。
- 番地(1-1-1など)
- ビル・マンション名(該当する場合)
- 建物タイプ(マンションなど)
だけ入力すれば見積もりは可能ですが、より正確な見積もり価格を出したいのであれば【+間取り・建物階数】をクリックして『間取り』『建物の階数』『エレベーターの有無』について入力しておきましょう。
引越し先のお住まい・詳細
『引越し先の都道府県』と『市区町村』さえ入力できればOKです。
詳細な住所が決まっている人は、先ほどと同じように郵便番号から入力するとより正確な見積もり価格が計算できます。
お引越し予定日
日付が決まっている場合は日付を選択をします、決まっていない場合は、【決まっていない】をクリックして、だいたいの月と上旬、下旬を入力します。
『ご希望時間』は引越し作業を依頼したい時間です。基本的に【いつでもよい】が一番安く見積もりを出すことができます。
『お引越し人数』は単身の場合は1人、家族の場合はその人数を選びます。
引越し後のインターネット
引越し先ですぐにインターネット環境が欲しい人はチェックを入れておきましょう。
ただ営業のメールと電話がすごいので、必要ない人はチェックを外しておくのが推奨です。(個別に契約した方が安いことも多いですしね)
すべての入力が終わったら【お荷物情報へ進む】をクリックします。
荷物情報
次に荷物に関する情報を入力していきます。
お荷物情報
引越し業者に運んでもらう荷物と運ぶ個数を選びます。
自分で運ぶものや、自分で処分するものはもちろん対象になりませんので、引越し業者に運んでもらうものだけ選ぶようにしましょう。
もちろん正確に選択した方がより精度の高い見積もり価格を出すことができますが、大きい荷物さえちゃんと入力しておけばある程度の見積もりは出せます。(もちろん後で直接見積もりを出してもらうときに修正可能です。)
ちなみに選択する必要のある荷物の一覧は次のようになっています。
リビング周り
キッチン・バス周り
寝室・書斎周り
その他
エアコン
エアコンは少し特殊で、外してあるエアコンを運ぶだけの場合は『説明書きのない左のエアコン』のボタンを、取付・取外込みでエアコンを運ぶのを依頼する場合は『エアコン取付・取外』のボタンを選びましょう。
ちなみにエアコンも引越しする場合、僕の経験上ですが、別でエアコンの取付けや取外しを依頼するよりも、一緒に引越し業者に依頼する方が手間がかからない上に、安く済むことが多いです。
ダンボール・希望事項
引越しに必要なダンボールを依頼しましょう。ちなみに今までの経験上の目安は、1人なら10~15個で、1人増えるごとに+10個くらいお願いすれば、ちょっと余るくらいでいけることが多かったです。
依頼しておくと、だいたいは見積もりの時に持ってきてくれて、契約成立するとその場でもらえたります。
ちなみにダンボールは業者、引越し人数、依頼したダンボールの数で無料だったり有料だったりします。
その他、特殊な荷物などがあれば希望事項に記載しておいた方が手続きがスムーズにすすみます。
作業の依頼内容
引越し業者に手伝ってもらうオプションを選択します。それぞれを簡単に説明すると
- 荷造り/梱包⇒荷物をダンボールに入れる作業
- 家具梱包⇒壊れたり、開いたりしないように準備する
- 荷ほどき⇒ダンボールに入れた荷物を取り出してくれる
- 家具の配置⇒家具を家の指定場所に配置してくれる
- 立ち寄り⇒引越しの途中で別の家に立ち寄ってくれる
- 不用品の処分⇒捨てる荷物などを処分してくれる
- ペット輸送⇒ペットを運んでくれる
オプションが少ないほど料金はもちろん安くなっていきます。
個人的には
- 『荷造り/梱包』『荷ほどき』は自分でやる
- 『家具梱包』『家具の配置』はできそうなら自分でやる
- 『立ち寄り』『不用品の処分』『ペット輸送』は必要なら依頼する
と言うのが一番コスパがいいと思います。
お客様情報・特典
名前と電話番号とメールアドレスは必須です。
またここに入力した連絡先に引越しの連絡がくるので、引越しの連絡が来るのに一番都合のいい連絡先を登録するようにしましょう。
特典については、必要な人はチェックを入れておくと、また別途連絡がもらえます。(利用したことないので省略します。)
すべて入力を終えたら【確認画面へ進む】をクリックします。
確認
確認では、今まで入力した情報、アンケート、利用規約、個人情報の取り扱いなどについての説明が続いています。
アート引越しセンターの無料訪問見積もりを希望できるチェックがありますが、査定の際に連絡がきた業者でも訪問見積もりはしてもらえるので、特に必要なければチェックを入れなくても問題ありません。(大手で接客がいいので、無料ですし念のため入れておいてもOKです。)
不備がないか一度確認して、問題なければ【同意の上依頼する】をクリックしましょう。
まとめ
「引越しの価格ガイド」の使い方について解説していきましたが、いかがだったでしょうか?
まあ正直使い方を見るより、実際に使った方わかりやすいと思います。
なるべく手間をかけずに引越し料金を安くしたいなら絶対におススメです。
実際に利用すると聞いたこともないような引越し業者が「まじで?それで利益でるの?」って思うような料金提示してくれることもあります。
引越し料金を更に安くするコツ
一生懸命作った記事をここまでちゃんと読んでくれた人だけに、更に引越し料金を安くするコツをお伝えしようと思います。
それは引越し価格ガイドで出した見積もり価格と業者を材料に、業者と交渉することです。
例えばサービス的に引越し業者Aがいいけど、値段は引越し業者Bがいいなってときに、引越し業者Aに「引越し業者Bがこれくらいの値段でやってくれるんだけど」と言うと、同じ値段かそれよりも安い値段を提示してくれることがあります。
つまりただ見積もり結果を比較するだけでなく、それを交渉材料に使うと更に値段が安くなるということです。
ただギリギリで引越しの見積もりを出すと交渉の時間がないなんてこともあるので、だいたい引越しの時期が決まったら早めに見積もりを出しておくのがオススメです。
交渉になれてない人は、最初は緊張してしまうかもしれませんが、引越し業者からするとよくあることなので気軽に聞いてみたらいいと思います。
少しでも引越し価格を節約できること、かげながら応援してますね。
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