この記事は
「引越し料金が安い時期を知りたい」
「引越し料金より新生活にお金を使いたい」 「なるべく安く引越ししたい」 「引越し料金を安くするコツをしりたい」 |
という人に向けて記事を作成しています。
こんにちは、亜樹です。
引越しを繰り返して気付いたことがあります。それは引越しの料金は、時期によって倍以上、数万円単位で違うということです。
引越しをする時って引越しの費用以外にも、新居の費用、家具や家電を新しく買うならその費用、交通費など本当にいっぱいお金が出ていってしまうタイミングですよね。
でもどうせお金をかけるなら、引越しの費用より、新生活で必要なものにお金をかけたいというのはあなたもそうじゃないでしょうか。
なので今回のまとめる「引越し料金の安い時期」を参考に引越し料金を少しでも抑えて、ぜひあなたの新生活で必要なものにお金をたくさんかけて下さいね。
目次
引越し料金の安い時期
引越し料金に影響を与える時期のポイントは、大きく以下の4つに分けることができます。
- 何月か
- 何日か
- 何曜日か
- 何時か
つまりこの4つのポイントをよく考えて引越しをすると、通常よりも安い料金で引越し業者を利用することが可能です。
なんだかまだピンとこないかもしれませんが、ひとつずつ丁寧に解説していきますね。
引越しが安い月とは
引越し料金の安い時期でもっとも有名で誰もが考えるのは「何月に引越しをするか」です。
結論を先に書くと、引越しが特に安い時期は「7月~9月、11月」あたりになります。
しかしもっとも重要なのが、引越し業者ごとに引越しが安い時期が微妙に違うということです。
引越しの繁忙期
引越しが安い月というのは、まず引越しの繁忙期(仕事がたくさんある時期)でないことが大切です。
そのため3月~5月のゴールデンウィークがあけるくらいまでの、新生活の準備や開始のシーズンや、9月末から10月などの転勤が多い時期は、引越しの繁忙期なので引越し料金が割高になります。
また早めに行動をする人や、遅れて行動をする人なども考えると、繁忙期前後も引越し料金が安いなりやすい時期とは言いにくいですね。
そこから考えれば、これらの繁忙期をはずした6月~8月、11月~12月あたりの引越し料金は、安くなりそうと思いますよね。
(参考)繁忙期に引越し料金が高い理由
繁忙期に引越し料金が高くなる理由は主に2つで
- お客さんが増えるので、割高にしてもたくさんお客さんがとれる
- 人で不足になりがちで、バイトなど普段より人件費がかかる
があげられます。
繁忙期以外の要素
でも引越しが安い時期で考えるべき要素は、引越しの繁忙期がいつだけではなく、他の仕事の繁忙期や季節的な問題についても考える必要があります。
例えば引越し業者だけをやっている企業もあれば、引越し以外に宅配便も一緒に運営しているような会社もありますよね。
宅配業者の1番の繁忙期と言えば12月、年の終わりにお歳暮などの贈り物など、運搬物がすごく増える時期で引越し料金も高くなりがちな時期です。
(もちろん宅配便は1例で、他にも年末で人員確保が難しいなどの理由もあると思います。)
つまり何が言いたいかと言うと、引越しの繁忙期は業者ごとに違うということです。
現に引越し業者を適当に数社選んで繁忙期と閑散期(仕事の少ない時期)の問い合わせすると、世間では引越しを安くするおすすめの時期と言われる6月も、ある業者は「繁忙期で高めの料金をいただいています」という回答があると思えば、業者が違えば世間の評価通り、「6月は閑散期ですよ」という回答がくる業者もありました。
引越しが安い月はズバリ
「業者ごとに引越しの安い時期が違うなら、引越しの安い月は存在しないの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
引越しの業者が一緒にやっていることが多い業種(宅配業や運搬業)や、忙しくなる時期が重なりやすい月などちょっとした偏りは存在します。
私が大手を中心に、引越し業者にメールで確認したところ、「6月~8月、11月」あたりは閑散期(つまり引越し料金が安く見積もりしやすい時期)という回答を得ることが多かったです。
つまり全ての引越し業者ではありませんが、「6月・7月・8月・11月」のあたりは引越しが安い業者がたくさんあるので、結果安く引越しができる時期と考えていいんじゃないでしょうか。
引越しが安い日とは
引越しが安い月がわかった場合、次に考えたいのは「引越しが安い日」です。
これはすごく簡単で、20日以降月末になるにつれて引越し料金が高くなる傾向にあります。
つまり月のはじめの方から、中旬あたりまでの日にちを選ぶと引越し料金を安く抑えることができます。
なぜ日が引越し料金に影響するか
ひと月のなかでなぜ引越し料金が安い時期と高い時期があるんでしょうか。
これにはいろんな理由が考えられるんですが、代表的なものでいうとお部屋の料金と会社や学校の影響が大きいと言われています。
例えば、賃貸マンションなど借りる際は日割りで家賃を計算してもらえるのに、部屋から出ていく場合には家賃を日数で割ってもらえずにひと月分請求されるということがよくあります。
このためどうせひと月分の家賃を支払ったし、引越しもギリギリの月末にしようと計画をたてる人が結構いて、月末に引越しが集中しやすいのです。
また会社の転勤や学校の転校などを考えて、月末に引越したほうがキリもいいと考える人も多いので、月初より月末の方が引越しが多くなる傾向にあります。
そのため、繁忙期でも月初だけ料金が安くなっていることもあるので、どうしても繁忙期に引越しをしないといけない理由がある人も、日にちが選べるなら月の前半か中旬ごろに引越しするのはかなりおすすめです。
また引越しの見積もりをもらう時に、月の前半と後半の見積もりを取るというのも一つの方法ですね。
引越しが安い曜日とは
引越しが安い曜日はズバリ、「火曜日・水曜日・木曜日(※祝日の前後を除く)」です。
なんとなく週末の土日や祝日になると、引越し料金が高くなるのはわかりますよね。でも同じ平日でもなぜ火曜日・水曜日・木曜日が特に安いのか解説していきたいと思います。
平日でも引越しの安い時期が違う理由
そもそも土日祝に引越し料金が安いのは、引越しは1日作業になることが多く、休みの日にまとめてやってしまうという人が多いからです。
そして引越しは1日で終わらないことや、引越し業者を利用してもそれなりに体力を使うので、金曜日や月曜日も会社や学校の休みをとって作業しようという人が一定数いるため、同じ平日でも、連休にしにくい火曜日~木曜日が他の平日に比べて安い理由なんですね。
(余談ですが同じような理由で、1年で祝日が唯一ない月である6月は、他の月に比べて引越し料金が安くなりやすい傾向にあります。)
なので、曜日の調整ができる人や平日がお休みの人、有給がとれる人で引越し料金を安くしたい人は、曜日にもこだわってみると、より安い料金で引越しをすることができるかもしれませんね。
引越しが安い時間とは
引越しが安くなる時間帯は、その時々によって違います。
ただ引越し料金を安くする方法はもちろんあって、「時間帯を指定しないで引越しをする」のが一番安いです。
引越しが高くなる時間は避ける
引越しの安い時間帯は「時間帯を指定しないこと」ですが、それは難しい人でもなるべく避けた方がいい時間帯、つまり引越し料金が高くなりやすい時間帯というのも存在します。
その時間は、ズバリ土曜日の午前中は引越し料金がもっとも高くなりやすい時間帯です。
なぜなら土曜日の午前中は、引越しで一番人気がある日で、休みの1日目の午前中に引越しを終わらせて他の作業をしたいと考える人が最も多いからです。そのためこの時間帯が一番はやく予約で埋まります。次に土曜日の午後、日曜日の午前中…といったように続いていきます。
そのため同じ日曜日でも、祝日の前日の日曜日の午前中や午後は、次の日が平日の日曜日に比べると引越し料金の相場がやや高めになることが多いです。
引越しが安い時期は、相場以上に安くなる
一番今回お伝えしたいことは、引越しの安い時期に引越しできるのであれば、相場以上に引越し料金を安くできる可能性があるということです。
どういうことかと言うと、引越しが高い時期(繁忙期)は、他にもお客さんがいるので交渉の余地があまりありませんが、引越しが安い時期(閑散期)は、お仕事はある程度安くても引き受けた方が引越し業者側も得になることが多いので、かなり価格交渉にも前向きにのってもらえます。
なので繁忙期の引越し料金を相場より安くすることは難しいですが、閑散期の引越し料金であれば相場より安くすることは通常よりやりやすいので、ぜひ一度交渉を試してみて下さいね。
1番安くするためには相見積もり
「とにかく引越し料金安くしたい」という人は、引越し業者の相見積もりを取りましょう。
(参考)相見積もりとは
ただいちいち引越し業者ごとに見積もりをとっていくのは大変なので、無料でたくさんの業者から一括で見積もりをとるサービスがインターネット上にもあるので、そちらを利用するのがおすすめです。
ちなみに相見積もりのサービスは、操作が簡単で登録している引越し業者の数が多い引越し価格ガイドがおすすめです。
また見積もりできる業者数が少なくなりますが、なるべくメールだけでやりとり済ませたい(電話がかかってこないで欲しい)という人だと、SUUMOもおすすめです。
まとめ
引越しが安い時期について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
いろいろ書きましたが、引越し料金を一番安くしたい場合は
- 月は6月・11月~12月
- 日は月の前半から中旬頃
- 曜日は火曜日・水曜日・木曜日(※ただし祝日の前後を除く)
- 時間は指定しない
- 相見積もりをとる
- 値段交渉をする
がポイントということですね。
全てできれば、しない場合と比べて半額以下くらいまで簡単に下がります。
特に相見積もりは大きく金額を左右する要素なので、引越しが決まったら相見積もりをして、そこから安い引越し業者を何個かにしぼって交渉するというのがおすすめです。
驚くほど引越し料金が変わるのでぜひ試してみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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