この記事は
「代理で印鑑登録ってできるの?」
「代理の場合の必要なものは?」 「印鑑登録の手続きの流れを知りたい」 「委任状の書き方を知りたい」 「だいたいどれくらい日数がかかる?」 「即日に印鑑証明書って発行できる?」 「身分証明書ってどんなのがある?」 |
という人に向けて記事を作成しています。
こんにちは、ロンです。
印鑑登録などの役所の手続きって、必要になってもなかなか平日に行けなくて困ることってよくありますよね。
そこで思いつく方法のひとつが代理で手続きしてもらうってことなんですが、印鑑登録などの重要な手続きでも代理でできるか気になりませんか?
そこで今回は印鑑登録を代理でする方法と必要なもの、注意点をまとめてみました。ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
代理で印鑑登録ってできるの?
そもそもの疑問ですが、代理で印鑑登録をすることはできるのでしょうか。そしてもしできるならどんな人が代理人になれる人に制限はあるのでしょうか。
結論から書くと代理が印鑑登録をすることは可能ですし、代理人は家族以外でも可能です。
ただし当然ですが、印鑑証明書は非常に悪用されると困る書類ですので、本人が申請するよりも手間がかかります。
代理で印鑑登録するのに必要なもの
【絶対必要なもの】
【必要なことがあるもの】
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代理で印鑑登録する場合は、委任状と印鑑登録したい印鑑のふたつは絶対に必要になります。(当然っちゃ当然ですね)
委任状の書き方についてはのちほど詳しく解説します。
また必要なことがあるものについては、お住まいの市区町村の役所ごとに求められることもあるし、何も言われないこともあります。
特に理由がない場合は、委任状と印鑑の他に、印鑑登録をする人の住所と生年月日をメモして、自分のハンコ(100均のものでOK)と身分証(保険証や免許書など)も持っていくようにした方が無難かと思います。
あと印鑑登録に関しては通常無料です。(印鑑登録は無料ですが、印鑑証明を発行する時にお金がかかります)
代理で印鑑登録をする流れ
印鑑登録は、代理で行う場合は2回役所に行く必要があります、そして1回目と2回目で必要なものが微妙に違ってくるので注意して下さい。
委任状などを準備する
1回目に役所に行くときは、以下のものを用意しましょう。
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登録する人の住民票の住所管轄の役所に行く
印鑑登録をする場合、印鑑登録をする本人の住民票がある住所の役所で手続きをする必要があります。
なので例えば一人暮らしをしているが学生で実家に住民票の住所を置いている場合などは、一人暮らしの住所の管轄の役所ではなく、実家の住所の管轄の役所で登録することになります。
印鑑登録の手続きをする
役所ごとに微妙に手順が違うので、窓口の人、もしくは案内係の人に聞くのが確実でおすすめです。
通常であれば
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みたいな流れになります。
ただこれで印鑑登録が完了したわけではなく、後日、印鑑登録を申請する本人の住民票に登録している住所に照会書が送られてきます。
照会書が届いたら必要事項の記載をする
だいたい1週間以内くらいで照会書が届きます、内容としては印鑑登録の申請がでてるけど登録してもOKですか?みたいな内容です。
その照会書に印鑑登録を申請する本人が、署名、押印(100均のハンコでOK)をします、間違っても勝手に代理人が署名しないようにして下さいね。
役所に照会書を提出しに行く
照会書を提出しに行くときに必要なものは…
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となります。
役所では
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という流れになります、ちなみに印鑑カード発行と同時に印鑑証明を発行することもできます。(手数料がかかりますが…)
市区町村によっては印鑑カードは郵送なんて話も聞いたことがあるので、すぐに欲しい人は事前に照会書を提出する役所に確認して下さいね。
あと余談ですが、照会書はもちろん本人が提出することも可能です。
委任状の書き方
代理で印鑑登録する場合の委任状の書き方ですが、実は市区町村ごとに微妙に必要事項が違います。
だいたいは上から順番に
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と書いておけば、だいたいどの市区町村の役所でも有効な委任状として認められることが多いです。(もちろん事前に確認した方が確実です。)
またテンプレートを各市区町村のホームページで配布していることもあるので、印刷して使う方が確実だし、楽でいい感じですね。
2回とも代理人に頼む場合は、あらかじめ2枚用意しておくと無駄を省けてさらにいい感じです。
代理で印鑑登録する場合のQ&A
即日、印鑑登録から印鑑証明の発行を代理でできる?
基本的に無理です、即日欲しいなら本人が手続きしましょう。
印鑑証明があればお金を借りたり、大きな契約が簡単にできてしまうので、かなり慎重に手続きが行われます。
もしかするとそういった市区町村が存在するかもしれませんが、代理で印鑑登録から印鑑証明書の発行までを即日で行えることはありえません。
代理で印鑑登録した場合、どれくらい日数が必要?
市区町村によりけりですが、1~2週間はみておいた方が無難です。
書類に不備がなくて、役所が特に忙しくなく、郵便の不備などもないなどかなりスムーズにいったとしても2~3日は最低かかります。
土日を挟む可能性も考えると、だいたい1週間くらいで完了するイメージですが、トラブルが発生するなどを考えて念のため2週間くらいは余裕をみておいた方が安全ですね。
印鑑登録って手続きに待たされたりしする?
役所によりけり、時間や時期はずらした方があんまり待たされない。
大きい役所や、お昼前後の時間帯は結構混んでいることが多いので待たされることが多いですね。あと3~4月など新生活シーズンも手続きが多いのか待たされることが多いなと感じます。
身分証明書って何がいける?コピーでもいいの?
役所によって違います。基本的に写真付きでコピーは不可です。
基本的に役所によって違いますが、写真付きの身分証明書ならそれだけでOK、写真がない場合は2つ以上の身分証明書の提示が必要で、コピーはダメというところが多いです。
写真付きの身分証明書の代表としては、免許書、マイナンバーカード、パスポートなどがあります。
写真なしの身分証明書の代表としては、健康保険証、年金手帳などですね。
その他、写真改ざんの加工がされた社員証や学生証、通帳や電気、ガスの領収書も本人確認書類として認められることもあります。
できるなら本人が行くのが一番いい
「できるなら最初からそうしてるよ!」なんて声も聞こえてきそうですが、見ていただいた通り手続きがめんどくさい上に日数がかかります。
印鑑登録をしようなんて人は、基本的に急ぎで欲しい人も多いと思うので、多少無理に時間を作ってでも本人が行く方がいいなと思います。
本人であれば、印鑑登録をしてその場で印鑑証明を発行してもらうことも可能です。(市区町村によりますが…)
時間も必要なものさえちゃんとそろって、役所がすいている時間帯なら1時間もかからないですし、ぜひ検討してみて下さい。
以上長々と説明しました、不明点や他にもこれが知りたいなどあれば、わかる範囲で回答しますのでコメントいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
実はマイナンバーカードを持っていて、パスワード登録があるならコンビニでも印鑑証明書は出せるんです。
⇒コンビニで印鑑証明を取得-どのコンビニで取得できる?必要なものは?
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