この記事は
「宅急便で引越しってできるの?」
「宅急便と引越し業者の違いって?」 「メリットとデメリットを教えて欲しい」 「宅急便と引越し業者、どっちがおすすめ?」 「引越し料金を安くする方法ないの?」 |
という人に向けて記事を作成しています。
こんにちは、ロンです。
引越しって何かとお金がかかるので、なんとか節約したいって思いますよね。
そこで「引越し業者じゃなくて、宅急便を使って引越しすれば節約できるんじゃね?」って昔に思いついて検証したことがありました。
その時に調べて感じた宅急便の引越しのメリットとデメリット、おすすめかどうかについてまとめてみたのでぜひ同じように考えてくれている人の参考になればいいなって思います。
※宅急便は普通、ヤマト運輸(クロネコヤマト)のことをさしますが、この記事においてはその他の業者(郵便局、佐川急便など)、宅配便業者全般のことを指しています。
目次
宅急便と引越し業者の違い
そもそもですが、宅急便と引越し業者の違いはなんだか知ってますか?
一般的なサービスで宅急便と引越し業者の違いを表にするとだいたいこんな感じです。
宅急便 | 引越し業者 | |
---|---|---|
料金 | 荷物ごとの大きさや重さと距離 | トラックの大きさと距離 |
準備 | ダンボールなどが必要 | 用意してもらえる |
荷物 | 業者に持っていく | 自宅まで来てもらえる |
とは言っても、宅急便でも荷物の量によっては取りに来てもらえるサービスもあったり、引越し業者でも自分でダンボールを用意するプランなんかもあるので、絶対にこうってわけでもないですが…
荷物を運んでもらうというサービスは一緒ですが、宅急便は細かい荷物を運ぶことに特化したサービス、引越し業者は多くの荷物をいっきに運ぶことに特化したサービス、みたいな感じで覚えておくとわかりやすいですね。
宅急便だけで引越しは可能?
そして違いがわかったところで、宅急便だけで引越しってのは現実的なんでしょうか。
結論から言うと可能です。
基本的に引越し業者を利用するときと同様に、細かい荷物についてはダンボールに入れて、大きな冷蔵庫や洗濯機などの家電は、専用のサービス(例えばクロネコヤマトなら、らくらく家財宅急便など)を利用すれば宅急便を利用しての引越しは可能です。
<家電の宅急便の送料ってどれくらい?>
ただ可能だけど、便利かと聞かれると、ケースバイケースだと思います。
なので宅急便で引越しすることのメリットとデメリットについて考えてみました。
宅急便の引越しのメリット
宅急便で引越しをするメリットは
- 運ぶ量が少ない場合、業者を使うより安い金額になる
- 繁忙期などで料金が影響をうけない
- 荷物によっては、配達日時を変えられる
ってところですかね。
実家からはじめての引越しや、ルームシェアの解消など、あんまり荷物のない引越しの場合、引越し業者を利用するより安くすむことがあります。(特に繁忙期に料金が上がらないのは魅力、引越しの繁忙期が知りたい人はこちらをクリック)
また荷物ごとに時間や日時指定ができるのもすごく便利です。
僕のようなものぐさな人は、引越しでダンボールが山積みになって、なかなか引越しが完了しないってのはよくある話なので、自分のスケジュールに合わせて徐々に荷物を送ってもらって、そのつどダンボールを開封していく方が楽に整理できます。(一気にやった方が楽な人もいるでしょうが…)
あと個人的には、引越し業者に比べて使いなれている宅急便の方が、なんとなく安心して使えるという点もメリットだなって思います。
宅急便の引越しのデメリット
宅急便での引越しは、もちろんデメリットもあります。
- 通常の引越しであれば宅急便の方が割高になってしまう
- 自分で資材(ダンボールなど)を用意しないといけない
- 当日に荷物を届けることが基本的にできない
通常の引越しの荷物の量であれば、引越し業者を利用した方が安くなることが多いです。(繁忙期の場合、たまに逆転することがありますが…)
あと宅急便で引越しする場合、ダンボールなどを自分で用意しないといけないのもコストと手間がかかるのでかなり大きいデメリットですね。
引越ししたことがある人ならわかると思うんですが、ダンボールやガムテープなどの資材は思っているよりも高額です。(ダンボールを節約する方法として、ドラッグストアとかでもらうなんて方法もありますが、手間は余計にかかります。)
宅急便は時間や日時が指定できるものの、当日や翌日などに運んでもらうのは難しいことが多いので、急いで運びたい、当日にすべて終わらせたいなんて人には向かないですね。
宅急便の引越しがおすすめな人
「結局、宅急便で引越しっておすすめなの?」と聞かれると、「人によります」という回答になります。
具体的に宅急便の引越しがおすすめの人は以下のような人です。
- 一人暮らしや単身で荷物が少ない人
- 引越し先で新しく家財を揃える予定の人
- 一部の荷物のだけ運んで欲しい人
- 繁忙期などで引越し業者の空きがない人
- 住まいに人を入れたくない人
- 急遽引越しになり、見積もりなどの手配が間に合わない人
要するに、
「業者に頼む荷物が少ない人」
「引越し業者を利用できない(したくない)事情がある人」
なら、宅急便で引越しを検討するのはありだと思います。
僕が宅急便で引越ししない理由
宅急便で引越しについて、メリット・デメリットなどを含めていろいろお伝えしましたが、僕は宅急便を利用して引越しはしないです。
理由は、確かに繁忙期などであれば宅急便の方が安くなる可能性はありますが、準備や手間の割にそこまで金額が大きく変わることはないからです。
というか宅急便で頼める量の荷物なら、実家の車を借りて自分で運びます。
もちろん宅急便と引越し業者、どっちがお得か計算してみるのもいいですが、それすらかなりめんどくさそうなので…
もし僕が宅急便で引越しするのであれば次のような場合でしょう。
- 長距離で引越し業者があきらかに高額になる場合
- 冷蔵庫や洗濯機など大きい家電だけ運んで欲しい場合
ただ引越し料金を節約したいだけに宅急便を使うのはやっぱおすすめじゃないですね。
引越しの料金を安くしたいなら
でも少しでも引越しの料金を安くしたいってのは誰しも思うことですよね。
引越しってなにかとお金がかかりますし、どうせお金かかるなら新しい生活に使うおしゃれな家具や、便利な家電にお金ってかけたいですよね。
であれば、宅急便を使うことを検討するより、引越しの相見積もり(複数の業者で見積もりをとること)をするのがおすすめです。
相見積もりをとった場合、とらない場合と比べて50%くらい安くなることもあります。
仮に半額になった場合、相見積もりをしない引越しで10万円かかったなら、5万円も損したことになります。
しかも相見積もりも昔は大変でしたが、今ではインターネットを使えば無料で多くの数の業者から相見積もりをすぐに依頼できるようになって便利です。
ちなみにおすすめの無料の一括見積もりのサービスは引越し価格ガイドとSUUMOです。
見積もりが必要な人は、以下の文字をクリックして、郵便番号と住所を入れて見積もりを開始してみて下さい。
まとめ
宅急便を利用した引越しについて、メリット・デメリットを中心にお伝えしましたがいかがだったでしょうか?
かかる手間に対してお得になる度合いが小さいと感じたので、宅急便の引越しはそこまでおすすめではありませんが、荷物が少ない人や引越し業者を利用できない人にはこんな手段もあるということを知っておけばなにかあった時に便利ですね。
あと荷物の一部だけ運んでもらうなど、部分的に利用するなら引越し業者より宅急便の方が便利だと思うので、そういう時は宅急便を利用するといいんじゃないかなって思います。
その他、宅急便の便利な使い方やご意見があればぜひコメント欄から教えてもらえると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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