この記事は
「引越し料金の相場を知りたい」
「大手のだいたいの引越しの見積もり料金ってどれくらい?」 「引越し料金を安くするコツは?」 「引越しの見積もりサイトってどうなの?」 「大手の引越し業者ごとのおおまかな特徴を知りたい」 |
という人に向けて記事を作成しています。
こんにちは、亜樹です。
引越しをしたことがない人だと、業者から見積もりをもらうと、業者ごとに引越し料金の違いがあることに驚く人もいるかもしれませんね。
もちろん、同じ条件での見積もり料金もそうですが、サービス内容なども業者ごとに違いがあります。
そのため引越し業者によって相場が違うこと、その具体的な相場を知っているだけで引越しの時に「こうしておけばよかった」と後悔することがなくなります。
目次
引越し料金の計算方法
まずそもそも引越し料金が業者によってどのように計算されるか知っているでしょうか?
一般的には次のようなことがよく言われます。
+
「②梱包に関するコスト」
+
「③不用品処分に関するコスト」
=
引越し料金総額
要は①運ぶものの量や距離の手間+②運ぶものを運べる状態にする手間+③捨てるための手間と費用を合計した金額で計算されるということです。
しかし引越し料金は、宅配業者のようにどのぐらいの荷物ならいくらくらい、といった荷物の量やサイズに応じた料金設定はありません。
と言うのも結局運ぶのに、トラックの大きさやどれくらいの手間がかかるかによって引越し業者のかかるコストが変わるため、荷物の量やサイズの他に、重さや形状など運ぶ手間やどんな場所に住んでいるかなどを総合的にみて引越し料金を決定してるためです。
そのため引越しの正確な料金は、残念ながらインターネットでいくら調べても計算できず、実際に家で見積もりをしてもらうしかありません。
ただネットの口コミを見る感じだと、「単身」と「家族」、「通常期」と「繁忙期」、と簡略的にわければ引越し業者ごとにある程度の見積もり料金の相場があるなという風に感じたので、自分用にまとめてみました。
もしよければ参考までに利用してみて下さいね。
クロネコヤマトの場合
料金相場
通常期 | 繁忙期 | |
---|---|---|
単身 | 30,000円 | 35,000円 |
家族 | 100,000円 | 116,000円 |
特徴
宅急便でも有名なクロネコヤマトの場合、さまざまなニーズの引越しに対応しています。
ですが荷物の多い本格的な引越しになると、口コミによると引越し業者に依頼するよりも割高になってしまうことの方が多いので注意が必要です。
単身パックの場合コンテナ1台が17000円となり、トラックよりも割高になります。
1台だけでおさまる量の引越しでない時はトラックを使った方が安い場合もあります。
その他お得情報
クロネコヤマトの場合以下の割引もありますので、クロネコヤマトを利用する場合は利用することをおすすめします。
<クロネコヤマトで利用できる割引>
- WEB割引:インターネットから申し込みした場合 2,160円OFF
- 平日割引:土日祝日を除く日に引越しをした場合 2,160円OFF
- 早期割引:14日以上先の搬入の場合 1,080円OFF
- 単身割引:単身パックを複数で利用した場合 1,080円OFF
- ご家族W:家族が別々で引越しする時の割引 ※内容によって異なる
- フリー割:時間の指定がない人向け ※内容によって異なる
ハトのマークの引越しセンターの場合
料金相場
通常期 | 繁忙期 | |
---|---|---|
単身 | 30,000円 | 60,000円 |
家族 | 50,000円 | 76,000円 |
特徴
ハトのマークの引越しセンターの場合、電話にて見積もりを依頼するようになります。
親切丁寧な引越しを基本方針としており、時期によっては他の引越し業者よりも安くなることもあります。
基本サービスのなかにダンボールやガムテープなどの必要なものがすべて含まれており、多彩なオプションがあることでも知られ家電移設や愛車輸送、荷物の一時預かりなども行っています。
日本通運の場合
料金相場
通常期 | 繁忙期 | |
---|---|---|
単身 | 45,000円 | 50,000円 |
家族 | 110,000円 | 150,000円 |
特徴
日本通運の場合、単身者の引越しは訪問して見積もりを依頼するものではなく、WEBからのかんたん見積もりにて行ってくれます。
業界最大級のネットワークがあり利用者の評価も高い引越し業者で、よく利用者向けのキャンペーンなども行っていますので利用する時は確認するのを忘れずに。
荷物を自分たちで梱包するのか業者に依頼するのかによっても料金が変わってきます。オプションサービスの多さもいいところですね。
アート引越しセンターの場合
料金相場
通常期 | 繁忙期 | |
---|---|---|
単身 | 21,000円 | 27,000円 |
家族 | 45,000円 | 59,000円 |
特徴
アート引越しセンターといえば、引越しの顧客満足度1位を獲得している業者というのが最大の魅力ですね。
生活にあわせた「おまかせパック」や学生向けの「学割パック」、スタッフは全員女性「レディースパック」、60歳以上の人が使える「シニアパック」など多彩なサービスの引越しの種類が多いことが顧客満足度に繋がっているのかもしれませんね。
アリさんマークの引越社の場合
料金相場
通常期 | 繁忙期 | |
---|---|---|
単身 | 23,000円 | 29,200円 |
家族 | 51,000円 | 63,000円 |
特徴
アリさんマークの引越社と言えば、34年の歴史ある引越し業者として単身はもちろん、家族や長距離の引越しも安いことが最大の魅力です。
もちろん手頃な料金だけでなく、料金内でさまざまな引越し作業のオプションがあることや、料金は安いのに3トントラックなので大きな家具や家電などの引越しも安心してお任せできるのもポイントが高いです。
その他の引越し業者ってどうなの?
今までご紹介したのは大手の引越し業者のみですが、「その他の引越し業者はどうなんだろう?」とあなたはお考えかもしれませんね。
それと同時に「名前も知らないような引越し業者のサービスなんてどうなんだろう」という不安なんかもないでしょうか?少なくとも私はなんだか恐そうというイメージを以前は持っていました。
でも友達の男の子は、東京に単身赴任するために引越し業者を探した際に、3月の引越し繁忙期にもかかわらず、東京-大阪間の引越しを会社支給の3万円内で納めたツワモノがいました。
「でもそんな業者だと、サービスとか態度悪かったんじゃない?」と聞いたところ、「普通に仕事が丁寧だし、サービスもよかったよ」とのこと。
どうやら新規開業の引越し業者だったみたいで、広告宣伝も兼ねて、ほぼ利益無視でやっていたみたいですね。
このように知らない引越し業者だからサービスが悪いというわけではないので、大手以外の引越し業者を検討するのもありだと思います。
私が引越し業者を選ぶなら
「大手5社だけでも比較が大変なのに、よく知らない引越し業者まで考え出すとなるとどうすればいいの?!」なんて声が聞こえてきそうですね。
確かにすべての引越し業者を検討して見積もりを出すのは大変なので、私は引越し業者を選ぶ時は
- 絶対に外せないサービスを考える
- 引越し業者の無料一括見積もりサービスを利用
という手順で引越し業者を選んでいます。
外せないサービスを考える
まず一番最初に私が考えるのは絶対に外せないサービスです。
例えば…
- ワレモノが恐いので梱包を一緒にやって欲しい
- この時間帯にして欲しい
- 女性だけに配達して欲しい
- エアコンの取り外しをして欲しい
など、人によってさまざまですが外せないサービスについてぜひ事前に考えてみて下さい。
これ引越し業者を利用したことがある人ならわかると思うんですが、非常に重要です。
特にエアコンなんて、他の業者を頼むと日程合わせるの大変だったり、余計な料金がかかったり、時間がずれたり非常にバタバタするので絶対にセットでやってくれる引越し業者に私はお願いするようにしています。
一番安い引越し業者を選ぶ
最初にも書きましたが、個々の事情や業者により引越しの見積もり料金は格段に差がつきます。
なので引越し料金を一番安くしたいなら、自分の条件で、たくさんの引越し業者で片っ端から見積もりをとり、その中で一番安い業者を選ぶのがベストです。
もちろんそれを自分でちまちま見積もり依頼を出してもいいのですが、ネットで引越しの一括無料見積もりを利用するのが一番おすすめです。
と言っても、今や引越しの一括無料見積もり業者ですらたくさん出てきているという状態。
個人的には引越しの無料見積もりサービスなら引越し価格ガイドとSUUMOがおすすめです。
他の要素を考えない理由
他にも私が気になるものに、引越し業者の愛想がいいとか、恐い人に来てほしくないなどがあるんですが、
これは大手であろうが、中小であろうが、どんなに教育がいき届いても運しだいかなと考えているからです。
会社がどんなけ社員教育に情熱をそそいでいても、愛想は結局自分のところにくる従業員しだいなのであきらめています。
もちろんしっかりした引越し業者の方が愛想のいい確率は高いと思いますが、それも口コミだけでは判断しにくいです。
あなたも女性で、恐い男性を避けたいって人は、レディースパック(女性だけのスタッフ)などを利用するのはありかもしれませんね。
おすすめの引越し業者の料金見積もりサービス
引越しの無料見積もりサービスなら引越し価格ガイドとSUUMOがおすすめとご紹介しましたが、なぜおすすめか、どちらを選べばいいかについてもまとめておきます。
引越し価格ガイドのおすすめポイント
引越し価格ガイドを利用をおすすめしたい人は
- とにかく引越しの料金を抑えたい人
- スピーディーにすすめたい人
- インターネットでの申し込みが苦手な人
です、ちなみに私も引越し価格ガイドを利用しています、なんたって安いから。
その安さの理由は見積もり業者数が多いこと、あたりまえですが見積もり業者数に比例して引越し料金の金額が安くなる可能性は高くなります。
数ある引越し業者の料金見積もりサイトの中でも、引越し価格ガイドの見積もり可能業者数の多さはピカ一。
また業者数が多いのにもかかわらず、申し込みまでの流れがわかりやすく、質問にひとつずつ答えていけば見積もりが完了しています。
なのでインターネットで申し込みするのが苦手な人なんかにもおすすめ。
またレスポンスが非常に早く、業者もスピーディに対応してくれるのでせっかちな人にもおすすめです。
ただ引越し業者の料金一括見積もりサイトほぼすべてに言えることですが、見積もり後に引越し業者から結構電話がかかってくるので、電話が苦手な人は戸惑うこともあるかもしれませんね。
SUUMOのおすすめポイント
おすすめポイントは
- 電話が苦手な人
ってだけなんですが、これは非常に魅力的なポイントです。
引越し業者の料金一括見積もりサイトで、電話番号を入れなくても見積もりをしてくれるサイトって、私の知る限りSUUMOくらいです。
一括見積もりで一番多い不満が業者からの電話、知らない人からの電話って緊張しますもんね。
なのですべてインターネット上で済ませたい(最終的な見積もりはやっぱり実際に来てもらう必要はありますが…)って人が使う引越し料金比較サイトはSUUMO一択です。
ちょっと比較する引越し業者の数が少ないことが気になりますが、大手などの有名どころは抑えているので、品質は安心できるかな、と思います。
他の引越し業者比較サイトってどうなの?
他にも引越し業者比較サイトってたくさんありますし、微妙な違いはあれど、ぶっちゃけ似たり寄ったりですよね。
なので他の引越し業者の比較サイトを利用するのも全然ありだと思います。
個人的に利用している、比較数が多く安く見積もりができる引越し価格ガイドと、メールだけで見積もりがとれるという他にない便利さが素敵なSUUMOをご紹介したってだけですね。
引越し料金を安くするコツ
引越し料金をとにかく安くするコツは早く見積もりをとること。
急ぎの引越しはもちろんですが、急ぎでない場合でも引越しの見積もりは早めにとった方が絶対にいいです。
引越しの見積もりを経験したことがある人ならわかると思いますが、ギリギリで見積もりをすると
- 検討する時間がない
- そもそも無理だと断られる業者もある
- 足元をみられる
などの理由で、相場よりも高い料金で引越し業者を使わざるをえない時があります。
逆にすっごく早めに見積もりを取っておけば
- じっくりと検討ができる
- 見積もりを元に引越し業者や他の業者に交渉できる
- 計画が立てやすくなる
など、得になることも多いんですよね。
しかも見積もりだけなら基本的に何回とっても無料なので、とりあえず今引越しを検討しているなら一度見積もりを取ってみることをおすすめします。
まとめ
大手業者ごとの引越しの見積もり料金の相場について、いかがだったでしょうか。
いろいろ書きましたが、
- どうしても必要なサービスについて考える
- 引越し業者の一括見積もりサイトを使う
という手順さえ守れば、ベストとはいかなくとも、少なくともベターでなかなか満足のいく結果を得られるかなと思います。
この情報が少しでもあなたのお役にたてれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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