チャオ!ロンです(・ω・´)
生活しているとたまに住民票が必要になることってありますが、実は住民票っていろいろと種類があることを知っていますか?
そこで今回は、それぞれの住民票を種類ごとに簡単に解説し、NISAや住宅ローン控除の時に必要な住民票の種類についても解説したいと思います。
目次
住民票とは
そもそも住民票とは、住んでいる役所に保存されている住民の資料で、以下の内容が載っています。
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そして住民票は家族単位(世帯)ごとに管理されていて、世帯ごとの住民票をもらうこともできますし、必要な一部だけをもらうこともできます。(兄と自分の分だけなど)
余談ですが、住民票の原本は役所で保管され、僕らが普段住民票と言っているのは、正しくは住民票の写し(コピー)になります。
住民票記載事項証明書
住民票記載事項証明書とは、住民票の種類の中のひとつで、更にもっともよく使う種類のひとつと言えます。
内容は住民票とほぼ同じで、違いは
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のうち、必要のない部分を省略できるという違いがあります。
要は必要のない個人情報を流出することを防ぐためにそんなに使わない部分を削除した種類の住民票みたいな認識でOKです。
詳しく住民票との違いを知りたい人はこちらを参考にしてみて下さい。
⇒住民票記載事項証明書って?住民票との違いと取得方法【就職に必要】
住民票の除票
住民票の除票とは、引っ越しや亡くなったことにより住民でなくなった市区町村に、しばらく保存される住民票の足跡のような種類の住民票です。
住民票の情報の他に、転居先や転居日、死亡の日などの記載があり、保存期間は5年間です。
海外出張の際に会社に提出したり、これを使ってNHKが住所変更をしたりすることもあり、意外と利用されている種類の住民票ですね。
興味のある人はこちらを参考にしてみて下さいね。
不在証明書
不在証明書というのは、ちょっと変わった種類の住民票で、その市区町村の住民でないことを証明するための種類の住民票です。
使い道としては、不動産の登記などをする際に、そこから引っ越したことを証明する必要がある場合があるのですが、住民票の除票の保存期間が5年間のため、それ以降引っ越したという証明を出すのが難しいので、少なくとも今住んでいませんよ、という証明に使ったりします。
一生のうち使う機会がほとんどない種類の住民票と言えるかもしれませんね。
各種手続きに必要な住民票の種類
NISAに必要な住民票の種類
NISAに必要な住民票の種類は特殊で、2013年1月1日の時に何処に住んでいたかを証明する必要があります。
2013年1月1日から引っ越してない場合
普通の種類の住民票でOKです。(本籍や世帯主など省略してもOK)
2013年1月1日以降に同じ市区町村内で引っ越した場合
普通の種類の住民票でOKですが、住民票に2013年1月1日の住所が載っているもの(手続きをちゃんとしていれば、転居履歴として普通に住民票に載ってきます)が必要です。
2013年1月1日以降に違う市区町村に引っ越した場合
2013年1月1日時点に住んでいた市区町村の住民票の除票を取得する必要があります。ちなみに現在の住民票は必要ありません。
住宅ローン控除に必要な住民票の種類
住宅を買って、所得税を返してもらう手続き(いわゆる住宅ローン控除)をしようと思うと、最初確定申告が必要になります。
その際に住民票も一緒に提出を求められますが、その住民票の種類は、入居年月日がわかればいいので、普通の住民票でOKです。(本籍や世帯主などは省略してもOK)
もし自宅を売って、確定申告で優遇を受ける場合は、自宅を売って引っ越した証明も必要になることがあるので、その場合は住民票の除票も必要になることもあります。
まとめ
住民票の種類についていろいろ解説しましたが、
- 住民票の種類
- 住民票
- 住民票記載事項証明書
- 住民票の除票
- 不在証明書
- NISAは2013年1月1日の住所を証明すればOK
- 住宅ローンは居住年月日を証明すればOK
といった感じですね。
住民票の種類は名前で覚えるよりも、何を証明するのに使うかで考えた方が個人的にはわかりやすいかなーと思います。
住民票に関してはこちらが人気なのでぜひ見てみて下さいね♪
⇒コンビニで住民票の取得-どのコンビニで取れる?必要なものは?
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